ホームドア早期設置請願の署名活動地域活動

2018年04月23日(月)

ホームドア早期設置請願の署名活動

視覚障がい者にとって、駅のホームは極めて危険な場所と言えます。日本盲人会連合が視覚障がい者252人に行ったアンケートによれば、駅のホームから「転落しそうになった」と答えた人は約60%に上り、実際に転落経験がある人は36.5%もいた。

〈周囲の人の「傍観」、「不注意」も事故の原因に!〉

ホームでの事故は、利用客の多い駅で頻発しています。ホームから転落、あるいは列車と接触する恐れがある視覚障がい者に、周囲の人が気づいたことがあっただろう。そのうちの誰かがひと声かけていれば救われた命もあったかもしれない。「誰かが助けるだろう」ではなく、「自分が助ける」という主体性を持って積極的に声をかけることが大切である。また、駅利用者の不注意が他の利用者のホームでの事故を引き起こす危険性もある。例えば、携帯電話・スマートフォンの操作に夢中になり前を見ずにホームを歩いている人や、キャスター付きのバッグを無造作に引っ張っている人をしばしば見かけます。これらの行為は周りの人、特に視覚障がい者にとっては通行の妨げとなり、ホームからの転落や列車との接触の原因にもなりうる。ホームを通行する人は、自分の何気ない行為が他の人を危険にさらすかもしれないという認識を持ち、十分注意を払う必要がある。

視覚障がい者をはじめとする駅利用者のホームでの事故を防ぐためには、ホームドアの早急な整備とともに、周囲の人の心配りやマナーの遵守が不可欠と言えます!!


東京都船形学園 視察視察

2018年04月09日(月)

東京都船形学園は児童養護施設として、様々な事情から家庭で生活することが困難な概ね2歳から18歳までの子どもたちを家庭に代わって養育し、健全な成長と自立を支援しています。また、退所後の相談やその他自立のための援助を行っています。

【課 題】
①子どもが幸せになる選択肢は1つでも多い方が良いです。その選択肢として里親委託と特別養子縁組制度があります。しかし、日本では実親の同意が必要などの理由から、諸外国に比べてなかなか進まない現状があります。ここには、法律の壁と児童相談所の権限の強さに問題があります。つまり、特別養子縁組など親権について判断する機関が欧米では裁判所であるのに対し、日本では児童相談所という行政機関になっているのです。また、児童相談所は虐待相談への対応に追われていて、里親委託まで手が回らないという現実もあります。

②児童養護施設施設の退所年齢は原則18歳です。子どもたちは、高校卒業と同時に施設を出ていかなければなりません。施設退所後の子どもたちは、就職するか進学するか選ぶことになります。現状としては、児童養護施設出身者の大学進学率は、全国平均の75%に対して、20%の水準にとどまっています。これには、経済的理由の他、幼い頃に虐待を受けた心の傷により、努力すること、頑張ることを難しくさせている心理的な理由もあるのではないかと考えます。

高校卒業後の進学一つとっても困難であるという進学格差が存在し、多種多様な自分の夢を描き、実現させていくことには多くのハードルがあるという希望格差まで存在している児童養護施設出身の若者たち。
児童養護施設退所者の「資金」と「意欲」を支える取り組みが急務であります!!